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留学準備②~奨学金~

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  • 2017年7月6日
  • 読了時間: 7分

私のように、留学したいけどお金がかかるのが大変という人は奨学金を借りたり、給付型の奨学金(借りるのとは違い企業や国から給付してもらうもの)を使ったりするのをお勧めします。留学と聞くとお金がかかりそうで(実際に沢山かかります)、留学するのを断念する人がいると思います。でも、もし自分のやりたいことが留学の中であるのならば、あきらめずに頑張ってほしいです。借りたものを返す(借金)は大変なことですが、大学生(高校生も)のうちならローンを組んだり(JASSOの給付型なら、返還し始める時期を決めることが出来るので、就職してからも返すことが可能)、また大学提携の奨学金(短期留学、JASSO奨学金第2種)について、銀行に借りるよりかは、はるかに金利が低く借りることができます。お金がたまってから、あるいは就職して資金がたまってから、留学すればいいのではないかと考える人もいるかもしれませんが、時間と可能性を持っている若いうちのほうが失敗してもやり直しがきくし、留学を強みに将来のことをより考えることが出来ると思います。

長くなりましたが、今回は奨学金の種類(貸与型も、給付型も)を私の知っている限り説明していこう

と思います。給付型で4種類、貸与型で1種類(少なくて申し訳ないです)を紹介します。

<給付型>

トビタテ!留学ジャパン→文部科学省が行っている。8期目の募集人数500名。年に2回募集が行われている。(春と秋)イタリア(欧州)の場合(交換留学、大学全国コース)、準備金として、25万円。交換留学は授業料がもらえません。奨学金は月16万円。

(メリット)さまざまなコースが充実。(8期からは、未来テクノロジー人材枠があるみたいです\\( ´∀` ))最高2年間給付してくれる。留学予定の様々な人と知り合えるかも。

(デメリット)この奨学金は2020年まで。30歳以下が対象。倍率が年々上昇。(→審査は書類審査と面接審査の二段階に分かれている。)給付が確定したら、壮行会と2泊3日の合宿、帰国後の報告会に出席することが義務づけられている。

実際に私はこの奨学金に2回応募しました。(1回目は書類落ちで、2回目は最終審査まで行ったのですが駄目でした☂率直な感想としては、トビタテは留学計画がしっかりしていることが大切で、現地でインターンやボランティア、フィールドワークを行うような目的がある人のほうが審査に通るのではないかと思いました。私は、その他の項目にしたのですが、帰国後のアクションプランがしっかりしているのが大切だったんだなと痛感しました。)

他にも分からないことがあれば、「トビタテ!留学JAPAN」で検索!!

業務スーパードリームジャパン→兵庫県の業務スーパー(法人企業)が行っている。募集人数は210名。年に1回の募集。(毎年1月くらい)審査は書類審査と面接審査の二段階に分かれている。(2017年募集の場合)半年以上の留学。月額15万円支給。

(メリット)英語スコア(IELTSなら6以上)が条件を満たしていれば、面接試験は免除される。(私が思うに)トビタテに比べたら書類審査が楽かも。交換留学予定の人が優遇される。

(デメリット)35歳以下、大学2年生以上が対象。少し給付額が少なめ。(準備資金はない。)面接審査を受けに兵庫県まで行かないといけない。(先輩から聞いた話によると)受給が決まったら、留学中に毎月かかった費用の詳細を事務所に送らないといけない。

私はこの奨学金に応募しましたが、これもダメでした☂(やはり給付型の奨学金獲得は難しい。でも、人によってはトビタテもこれもどちらも受かっている人がいました!)その要因は、英語のスコアと留学計画かな~と思います。。。

他にも分からないことがあれば、「業務スーパー 海外奨学金」で検索!!

経団連グローバル人材スカラーシップ→経団連国際教育交流財団(公財)が行っている。募集人数は、30名。(少ない!)一人100万円の奨学金を支給。留学期間が6か月以上1年未満の人が対象。1年に募集は1回。7月中旬ごろ開始。たしか、書類審査のみ。

(メリット)他の奨学金に比べ、審査内容が少ない。受給後の課題が少ない。帰国後の就職などのサポートをしてくれる。

(デメリット)募集対象校に在学していないと応募できない。(信州大学は含まれています。)2年以上の大学生または大学院生のみ応募可。

これも応募しましたが駄目でした☂またかよ(笑)

まわりにも、合格した人はいませんでした。(私が知らないだけかも。)

他にも分からないことがあれば、「経団連グローバル人材スカラーシップ」で検索!!

JASSOの海外留学支援制度(給付型)→交換留学(協定校)専用。自分で申し込まず、在学中の大学が申し込む。実施していない大学もあるかもしれないので、大学の国際課に相談する必要がある。募集人数200名程度。GPA3.0以上必要。また、家計状況から判断するため両親の所得証明が必要。米国や欧州は月額8万円、アジアは7万円。(年によって変わる。)

(メリット)留学するのに家計が厳しい人は、(母子家庭、父子家庭など)優遇されやすい。

(デメリット)メリットの逆で、少しでも余裕のある人は受かる可能性が低い。 受給者になった場合、留学期間中、月に1回在学証明書を提出する必要がある。

この奨学金には通りました!やっと☀☀

この奨学金は本当に留学資金に困っている人には優しいものです。

<番外編>

信州大学には、知の森基金という奨学金もあります。これは30万円しかもらえませんが、とても大きい額なので気になる人は調べてみるのもいいかもしれません。また、JASSOのホームページには、給付型の奨学金についての情報が沢山かかれています。私が紹介したものはほんの一部にしかすぎないので、もっと調べてみてもいいと思います。(中には日本の地域で行われているものもあれば、行く予定の国や留学先の大学で行われている奨学金もあります。)給付型の奨学金を獲得するには準備も大変で、落ちるととても悔しいですが少しでもチャンスがあればチャレンジしてみてください!きっとその努力は自分の成長に繋がります。自分に言い聞かせている(笑)( ´∀` )

とても長くなってきましたが、最後に貸与型の奨学金も紹介します。↓↓

<貸与型>

JASSOの貸与型→私は第二種の短期留学の奨学金を申し込みました。申し込み形式は複雑で、下書きを書いて在籍大学の学務に確認してもらってからオンライン申請用のパスワードを教えてもらって申し込むっていうような流れです。(ここで出てくる番号は必要なので残しておくとよいです。)月額3万円、5万円、8万円、10万円、12万円のなかから自分に合うものを選んで借りることができます。そのあと、ある時期(自分が指定した、大学卒業後ならそれから)から利息を含んだ(利率0.16~3.0%、HPで確認できる)額を月額で返していきます。(これは、前倒しで返すこともできます。)私が思うに利息は銀行に比べ低めな気がします。私は月額10万円(10か月間)借りる予定なので、返すことになったら月額1万円ほど10年間かけて返すことになります。なので、20~30万円ほど削減すれば、返還期間が2年ほど減らせるかも?(前倒しで返還していけば)頑張ります( ´∀` )☀

この申し込みをするうえで複雑だったことを上げていこうと思います!!

①準備する資料が多い→住民票以外にも、保証人と連帯保証人の所得証明や印鑑証明が必要。あと他にも必要だった気がします。

②人的保証制度と機関保証制度の2種類がある→保証人がいる場合(条件を満たすもの。65歳未満で、それ以上の場合は収入や所得が条件をみたすもの。)は普通に人的保証を使えばいいのですが、いない場合機関保証制度というものがあります。しかし、これを使う場合、一定の保証料を保証機関に支払う必要があります。

(30万円借りる場合、返済額に4000円程加算されます。)

③留学時特別増額貸与奨学金→これは月額の初回振り込み時に振り込みされるものです。10万円から最高50万円まで借りることが出来ます。速くお金が必要な場合はこれが便利ですが、普通に借りるよりも利率が高くなります。

④利率の算定方法が利率固定方式と利率見直し方式の二種類がある→その名の通り利率を見直しするかしないかなのですが、とくに変化はなさそうなので、私は利率固定方式にしました。

この奨学金の候補に決まったら、最終変更の確認と留学届を提出する必要があります。

とてもとても長くなりましたが、最後に、伝えたいことは、給付型でも貸与型でも奨学金は準備するのも大変で、帰国後も大変です。でも、奨学金を使えば留学ができる可能性が高まるので、おすすめします。私は、結果的にJASSOの給付型から月額8万円(80万円)、貸与型から月額10万円借りて(100万円)、親からの月の仕送り5万円(50万円)合わせて、230万円の資金で留学する予定です。少しでも節約できれば、ローンの返済に回そうと考えています。しかし、ローンのことばかり考えては、留学を楽しめないと思うので、おもいっきり楽しんで、自分のやりたいことをできるだけ叶えたいと思っています!(^▽^)/


 
 
 

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