top of page

有言実行。

  • 15f1027g
  • 2018年2月24日
  • 読了時間: 9分

この前、「春休み突入(^▽^)/」というブログで書いたように自分の目標を達成するために、

春休み中に(旅行も含めると)フランスへ4回も行きました。(まさに有言実行です。笑)

1か月ちょいで4回は多すぎると思いましたが、自分が可能な限りの体力と知恵を使い、格安旅行をすることができました☀

今回は、その旅行について書いていきたいと思います!

前のブログで書いたように、初フランスはパリ!留学仲間のRちゃんと旅行しました✈

2回目は、リールというフランスの北、ベルギーに近い街へ行きました。(ブリュッセルまで車で1時間半だそうです)この時は、いつものように飛行機✈で1月中旬の土日を使って行きました。

そこへ訪れた理由は、ENSAITのオープンキャンパスに参加することでした。

ENSAITとは何かというと。(きっと前にも書きましたが詳しく説明します)

私が所属する信州大学の繊維学部にはダブルディグリープログラムがあります。

これは、大学卒業後の3年間、1年間は信州大学の大学院に所属し、2年間フランスの高等教育機関(ENSAIT)所属することによって、日本とフランスのどちらの学位も取得できるというものです。

ENSAITでは、通常卒業するのに3年間かかるところを2年間で学ぶため、2年生から学び始めます。

繊維学部(先進繊維)のように、どうやって糸や布を作るのかなどなど、講義→応用→実践で勉強していくそうです。また、インターンシップが義務づけられていて、2年生時には3か月間、3年生時には6か月間あるそうです。なので詳しく言うと、2年間の学生生活で、1年間勉強、1年間社会勉強という感じになります。(オープンキャンパスで得た情報少し説明しました)

私は、もし将来服飾に興味があって、ヨーロッパで働きたいなら、このプログラムに参加したいと考えています。

今回の交換留学の奨学金を返すことができるめどを考え、また自分の将来のことを色んな人の話を聞いて考えたりしながら、ちゃんと決めていきたいと思います。

でもオープンキャンパスで教授に、いつでもあなたを歓迎します!って(フランス語で多分こういう意味)言われたとき「行きたすぎる!」って思ったあの気持ちは大切にしたいなと思いました♡

上の写真は、現地の学生がキャンパスのことを紹介しているところです。(笑)

大学の雰囲気も知れて、本当に行って良かったなと思いました。

二枚目の写真は、文化祭での学生制作の服らしいです!

ENSAITはどちらかというとデザイナーを育成するというより、デザイナーをマネージメントする(日本でいうMDみたいな)人材を育成するところらしいのですが、(コースによって学ぶことは違いますが私がやりたいコースはそうらしいです)こういうデザイナーみたいなことも少しだけやるそうです。

私は、インターンでアパレル会社に行きたいので、日本に帰ったらフランス語も頑張らなくてはと思います。

また、リールに行った理由はもうひとつあって、去年の8月までENSAITから繊維学部に留学していたEvaさんに会うことです!念願かなって会うことができました!一緒に過ごしたのはたったの二日間だったので話も弾んで時間が過ぎるのもあっという間でした。

ENSAITのオープンキャンパスを教えてくれたし、案内も、英語で翻訳もしてくれて、またENSAITに通っている日本の先輩も教えてくれてとても感謝でいっぱいです。

2日目は、Evaさんと一緒にパリにも行きました!

前回は、Diorの展覧会に時間を費やしてしまい(;^ω^)

パリの観光はエッフェル塔と凱旋門だけだったので、今回は、ルーブル美術館とノートルダム寺院へ行きました。学生証持っていればどちらも入場無料!!

初モナ・リザ!!でも、あまり感動しませんでした(笑)なんでだろ?

それよりも、工事中で「民衆を導く自由の女神」が見れなかったのが残念(´;ω;`)またリベンジせねば👍

またリール第一大学に留学しているSさんのブログを見て、パリに私の大好きな一風堂があることを知り、(勝手に見て真似てしまいすみません。。。)お昼ご飯はラーメンを食べに行きました!

それから、ずっと気になってたパリのマレ地区(古着屋さんが多いみたい)へ行って雑貨巡りをして、旅の最後にパリで初のマカロンを食べました!信じられないほど美味しかったです♪

下の写真はEvaさんとノートルダム寺院の前でぱしゃり📷

あいにくの雨でしたが、とても楽しめました!!

ここまで長くなりましたが、もう少しお付き合いください(笑)

3回目のフランスは、リヨンミュルーズへ行きました!

リヨンへ行った理由は、ミュルーズに行くためです!

ミュルーズ(あまり有名じゃない)にはテキスタイルプリント美術館があってそこに留学前から行こうと決めていて目標を達成することができました。

この旅は史上最大にタフすぎる旅でした。(1月末に4日間使って行きました)

まず、電車でイタリアのトリノ(昔冬季オリンピックやっていたような)まで行きそこから高速バスでリヨンへ向かいました。

上の写真は、トリノで有名なタワーらしいです!

トリノは、、、治安が悪かった!(笑)

マックでポテト食べてたら、赤ちゃんを抱いた母親が赤ちゃんを押し付けてお金めぐんでくれ~ってやってるんですよね。。。お店までに入ってきてほしくないな。。。

あと、かわいい赤ちゃんをこういう風に使わないでほしい。。。なんだか辛く悲しい気持ちになりました。

リヨンに着いたのは夜の9時くらいで、自分が思ったところと違うところに着いたので少し焦りました。

リヨンでは1泊ホステルに泊まりました。ドミトリーだったのですがとても良い所でした。

(ここで参考までに→いつも私は、一人旅でホステルを探すときは”HOSTEL WORLD"というアプリ・サイトを使って探しています。私的には、、BOOKING.COMより良いと思います。ドイツのミュンヘンでホテルだと思って予約したところがホステルで失敗したことがあるので。。。)

リヨンは、テキスタイル(特に織物)が有名らしいので、その博物館に行ってきました。

博物館のスタッフがヴェネチアでアートの勉強をしたことがあるらしく、少し話が盛り上がりました。

ほとんどフランス語で話しましたがとても楽しかったです。

お昼は少しお洒落なカフェでご飯を食べました。でもこういうところって高いんですよね。。。

他は丘に登ってリヨンの町を一望しに行きました。

(一人旅だとさみしいなぁと感じました。)

次の日、ミュルーズに着くため、その夜リヨンからミュルーズ行きの夜行バスに乗りました。🚌

そのバスに乗るために、ホステルでチェックイン後も付属しているカフェでゆっくりしていたのですが、なんか怪しげな男3人組がやってきて、そのうちの1人が私のことをずっと見てきて怪しくてどんどん近づいてきたので(´;ω;`)

これが噂の、誘拐?と思って怖くなって、逃げました。

自意識過剰なのかもしれないけど、この体験がこの旅行、今までの旅行の中で怖かったです。泣

でも考えてみれば、日本でも昔(大学2年生のとき)新幹線にひとりで乗っていたら知らないおっさんがずーっと見てきて怖い思いをしたことがあったので、

私ってそういう変な人を引き付けてしまうところがあるのかもしれませんね。。。(笑)

そんなこんなで無事に、夜行バスに乗って、ミュルーズに着いたのですが。

着いたのはなんと朝の5:00!?

田舎なので、お店なんて空いてるわけもなく。

しかたなく駅の待合室的なとこにはいったのですが、ホームレスの集会が開かれていて(笑)

でも外に出たらすごい寒いのでじーっとニット帽を深くかぶって座っていたら。

ホームレスに間違われたのか(たしかにお風呂に入っていなかったので臭かったかも。笑)

知らないおじさんに”You are stupid."っていわれました。(笑)

はじめて人にばかって言われたかも。

いろいろありましたがやっと近くのスタバが7:00から開くということで、そこに向かって朝ごはんを食べ、10:00に念願のプリントテキスタイルの博物館にいきました!

あまり人に知られていないのか、平日の午前中だったからなのかわかりませんが、

貸し切りでした。

私が想像していたのは人がもっと多いイメージ(笑)

でも、プリントテキスタイルが2万点以上の種類があって本当に行ってよかったなぁと思いました。

昔、フランスはインドからのプリント技術の輸入を禁止したそうですが、ミュルーズの市長は新しいもの好きで政府に隠れて輸入していたそうです。なので、昔から今までのプリントテキスタイルの資料がたくさん残っているみたいでした。

しかし最近は、中国やベトナムなどにテキスタイルの工場が多く移転しまったため、フランス(リール、リヨンやミュルーズ)のテキスタイル工場で働いていた人々が職を失いそれがフランスの労働問題になっているという話を聞きました。

先ほど登場したEvaさんも昔テキスタイルで栄えていた町に住んでいたのですが、「この町はヨーロッパで一番貧しい街なの。」と言うほど廃れているようです。

ミュルーズも集会開かれていたし、薬やってそうな人も何人かみかけたので、廃れてしまっているんだと再認識しました。こういう事実を間近にみることもフランスに来てよかったことの一つかなと思いました。

さてさて帰りですが。

スイスのチューリッヒ→ヴェネチアというルートで夜行バスで帰りました!

スイスは物価も高いからなのか、もうゴミひとつ落ちてなく治安が良い国でした。

雰囲気はベネルクスに似ているかも。

バスが遅れたせいでスタバに4000円賭けたのは痛手でした。。。

(スタバに3000円って高くない?)

そしてやっとベネチアに着き2日間ぶりのお風呂にはいれました✨

海外も日本みたいに銭湯がいたるところにあればいいのにと思いました。

旅の時、お風呂に入れる銭湯っていいですよね♪ああー懐かしい!

とても長くなりましたが、

4回目はまたフランスのパリに戻ってきました!

パリに行った理由は、シャルルドゴール空港の近くの展示会場で”プルミエールビジョン”が行われていたからです。

テキスタイルの見本市です。

世界中のテキスタイル会社が今シーズン作品をたくさん展示していました。

中には日本の展示もあり、日本からテキスタイルの買い付けにきている人(スポーツメーカーの)もいました。

もちろん私のように学生もいて、今年のトレンドを知るためにスケッチしているデザイナーもいました。

留学に行く前からずっと行きたかった、展覧会に行けてとても嬉しかったです。

私も、将来日本からこの展示会に買い付けにくるような仕事に携わってみたいと思いました。

今回の目標達成によって自分に足りないことや自分がやりたいこと、やっぱりテキスタイルが好きなんだという気持ちなどなど、再確認できたので、この気持ちを忘れずに残りのイタリアでの留学生活をどう過ごすか、日本に帰ってからどうするか考えたいと思います。

長くなりましたが最後まで読んでくださってありがとうございます!

それでは、Ciao!Ciao!☆


 
 
 

Comments


© 2023 著作権表示の例 - Wix.com で作成されたホームページです。

bottom of page